2001年 第1回目

慰安旅行「秘湯・出石温泉の旅」   2月10日〜11日


今世紀最初のバンドの活動は、やっぱり温泉旅行でした。楽譜も楽器も持たず、のんびりと出石温泉の旅です。写真は、彼らが宿泊した宿の全景。夜には、メンバーの中から温泉博士が選ばれました。




出石といえば、やっぱりこの時計台。ちょうど、お昼時とあって、名物のわんこそばにありつけるまで、40分も待ったとか・・・。今回の幹事は、キーボードのNissyanで、旅行のキーワードは「エコノミー」。費用は、一人約15000円でおみやげ付き。

 

 



出石温泉の次は、城崎温泉へと温泉のハシゴが始まった。御所ノ湯につかり、身も心もリフレッシュ。メンバーは、新しい曲の構想を練っていたのだと、信じたい。彼らにとっては、6年振りの城崎。




さらに、一行は夜久野温泉へと3度目の温泉に向かった。露天風呂に残った根雪が、印象的だったとか。単なる温泉旅行で始まったアップルバンドの21世紀の活動は、これから一体どうなるのやら・・・。

 

 


2001年 第2回 

オリジナル曲のボーカル録音  5月5日〜6日


今回の集合地は、彼らの秘密スタジオである通称「山の家」。場所は神戸。集まって、さっそく神戸牛で焼肉パーティーを開いた。今回も誰も楽器を持っている様子はなく、不信感がつのる。今回もバンド活動は、しないのだろうか・・・?

 



翌日、大きなボストンバッグから多重録音機等の機材を取り出し、驚くほど手際よくセッテングを終えた。それから全員が自慢のヘッドホンを耳にあて、「アップルバンド」と叫び気合を入れた。写真はその瞬間をとらえたものだ。




今回は、昨年末に録音していたカラオケに、ボーカルをオーバーダビングする作業とか。曲は「守ってやりたい」。作者はSakkan。メインボーカルもSakkanで、他のメンバーがコーラスを付ける。果たして、綺麗なハーモニーが完成したのだろうか?

 



録音は早々に終了し、慌てるようにスタジオを出た。行く先は、やっぱり温泉だ。目的地は関西の奥座敷といわれる有馬温泉。神戸に来て、「神戸牛」に「有馬温泉」とは、したい放題ではないか。




温泉会館で日帰り入浴。鉄分がたっぷり含んだ温泉につかり、体も気分も完全リフレッシュ。今回の録音テープはNissyanがあずかり、トラックダウンを施すという。このようにして完成した「守ってやりたい」。彼らのレパートリーがまた一曲増えた。

 

 


2001年 第3回 

恒例!夏の新曲発表旅行  8月15日〜16日


夏といえば海!今年は、三重県浜島の浜辺にその姿を現した。夜には、それぞれのメンバーが持ち寄った新曲を披露するのが、この旅行の掟になっている。海ではなく、丘を眺める視線の向こうは、きっと水着の女性であろう。

 



夕食は、フルコースのスランス料理。贅沢だが、どうも口に合わないらしい。この写真が全てを物語っている。楽しいはずの旅先での食事の雰囲気ではない。このあと、コースの途中で一人が脱落し、早々に席を立ったという。

 



夜。メンバーがそれぞれの新曲を披露した。今年は全部で6曲がエントリーされ、どの曲が最もよく出来ているかを審査された。この時、決まって覆面で顔を隠す。その理由は謎である。こんな姿でいる時に、ボーイや仲居さんが入って来ることはないのだろうか?




翌日は、鹿の湯温泉、上北山温泉といつもの温泉ハシゴをしながら、家路に向かった。写真は、途中の渓流でのしばしの休憩。しかし、メンバーの一人は、この時すでに病に臥せていた。車から降りて川面をそっと眺めることもできなかったという。

 



その彼にとっては、辛い旅であったに違いない。40歳の半ばを過ぎた4人のメンバーが、全員健康な状態で集合できるのは、これから益々難しくなるだろう。いつまでも健康で、どんどんいい曲を作って欲しい。合掌。