旅行会社は、格安ツアーで名高いHISです。価格が安い分、内容はあまり期待していませんでしたが、どうしてどうして・・・。ホテルも食事も十分満足できる内容でした。特にチェスキークロムロフは、特に街並みが素晴らしくまた、ホテルのグレードも高くてとても印象深く残っています。
6日目のウイーンでは、自由時間を利用してウイーン美術史美術館に入館し、フェルメールなどの絵画鑑賞もできました。買い物は、チェコのクリスタルやウイーンのアルガルデンも運良く買って帰れました。思ってた以上の楽しい旅になりました。
● その他
ドイツでは、万年筆を土産に選びました。高級イメージがあるのは、モンブランですが、よく考えると万年筆を使うことはめったにないので、比較的安価で買えるペリカンにしました。ボールペンと両方で210ユーロ。もちろん免税手続きOK.
● 万年筆(ペリカン)
チェコといえば、何と言ってもクリスタルでしょう。添乗員が案内してくれた旧市街地にあるボヘミアングラスの店「エルペット」(Erpet)で買い物です。日本語の話せる店員もいて、とても親切な対応でした。そして、何とツアー客全員にボヘミアングラスをプレゼントしてくれました。
ビールが好きなので、「モーゼル」のビアグラスを購入。思い切って2客買ってしまいました。1客1万円くらい。
水差しが欲しかったので、店員に聞くと「こんなのしかありません」と案内してくれました。私は、ズバリこれが欲しかったのです。取っ手や注ぎ口の曲線、そしてクリスタルのカットがとても美しい。
美術館を出て、私たちはトラムに乗ってホテルまで帰りました。ウイーンのトラムは、日本のワンマンバスのように降りる時に車内のボタンを押して意思表示をしなくてはなりません。そんなことを知るすべもない私たちは案の定、降りる駅を通り過ぎてしまいました。写真左は、そのトラム。写真右は、最後の宿泊地となったウイーンのホテル。
ウイーンでの自由時間は、限られています。中心街の散策と買い物を大急ぎで済ませた後は、念願の「ウイーン美術史美術館」へ向かいました。幸いにも歩いて10分程で到着。写真は左が美術館前のマリアテレジア像。中央と右は美術館です。
6日目の朝は、ザンクトギルゲンを散策しました。ツアーの中では、単なる時間潰しの観光かと思っていましたが、街の景観は美しく湖は幻想的でもありました。心身ともに癒される散策でした。午後は、ウイーンに戻って自由時間になります。
ツアー5日目の宿泊地は、ザルツブルグです。20万円を切るツアーですが、ホテルも食事も問題なく快適な旅が続きます。左の写真は、宿泊ホテル。
私たちのバスは、アウトバーン(ドイツの高速道路)を突っ走りミュンヘンへ。そして、右のホテルに宿泊。
中欧ヨーロッパのトイレ事情
● 2日目(ウイーン市内))
このツアーは、チェスキークロムロフに宿泊できるのが大きな特長です。夕方に到着したので、当日と翌朝の2回、街中を散策しましたが、全く飽きることはありません。上の2枚は、ホテルの入り口とロビー。左はホテルの室内。
同行者にせがまれて、ウイーンで仕方なく買ったものです。旅行中の買い物は、基本的にその国のブランド物や特産品、名物品を買うことにしていますが、「日本で買うより安い」と説得されました。「ルイビトンなら、フランスで買え」と対抗しましたが、結局私が負けました。実際、どれくらい安く買えたのか、怖いので検証はしていません。
● ルイビトンの財布とキーケース
買い物(お土産) 参考:1ユーロ=113〜4円(22年7月)
チェコのチェスキークロムロフがこんなに綺麗な街だとは、思ってもみませんでした。全くノーチェックでした。左上は、黄昏時の街並み。上は街をスケッチする女性。左の写真は、チェスキークロムロフ城から見下ろした街並み。
日数 | 時間・日程 | 観 光 先 | 宿泊地・ホテル |
1日目 | 13:15 関空 出発 15:15 台北 到着 23:00 台北 出発 |
航空会社は、チャイナエアライン。 台北を経由してウイーンへ。 台北では、乗り継ぎ時間を利用してミニ観光をしました。 |
機中泊 |
2日目 | 6:30 ウイーン 到着 ウイーン市内 |
シェーンブルン宮殿 ベルヴェデーレ宮殿 オペラ座、王宮 |
チェスキークロムロフ RUZE 泊 |
3日目 | チェスキークロムロフ他 | チェスキークロムロフ チェスキーブディヨヴィツェ ビール工場(バドワイザー)見学 |
プラハ ALBION 泊 |
4日目 | プラハ市内 | プラハ城、カレル橋、旧市街地 自由行動(2時間) |
ミュンヘン NH NEUE MESSE 泊 |
5日目 | ホーエンシュバンガウ ヴィース ザルツブルグ |
ノイシュバンシュタイン城 ヴィース巡礼教会 ミラベル庭園、モーツァルトの生家 ゲトライデ通り |
ザルツブルグ ARENA CITY SALZBRG |
6日目 | ザンクトギルゲン ウイーン |
ザンクトギルゲン散策 ウイーン市内(自由行動) |
ウイーン BOSEI 泊 |
7日目 | 11:35 ウイーン 出発 |
チャイナエアラインに搭乗 | 機中泊 |
8日目 | 06:05 台北 到着 08:35 台北 出発 12:35 関空 到着 |
台北経由での帰国です。 |
本場ドイツで買ったシュタイフ(STEIFF)社製イエロータグ「022371」のテディベアです。値札にあるように32.5ユーロもしました。
ドイツのメルケル首相は、フランスのサルコジ大統領の娘さん用として同社のテディベアをプレゼントしたそうです。
親しい友人へのお土産としてチェコで買ったもので、ケース入りのウイスキー(ミニボトル)とグラスのセットです。友人の反応は、今イチだったかな?
何となく不安だったチャイナジェットも台北経由で無事に関空に到着しました。残る不安は、クレジットの支払い請求です。今回のお土産物を紹介します。
機内泊をして、翌朝はウイーンに到着です。写真上は、庭園側から見たシェーンブルン宮殿。右は、庭園内のモニュメントです。庭園は、ベルサイユ宮殿にも劣らない素晴らしさです。
世界遺産のヴィーズ巡礼教会です。ロココ調の建築様式や天井画がとても優雅です。
ミラベル公園は、映画「サウンドオブミュージック」の撮影場所に使われました。写真奥の階段で出演者が踊ったそうです。
オペラ座(左))は、ウイーン旧市街地散策の起点にピッタリ。右は、ベルヴェデーレ宮殿。中はクリムトなどの絵画が展示してあるようですが、ここは外観のみの観光。
オーストリアの名窯「アルガルデン」の店をウイーンで発見しました。噂には聞いていましたが、一体どれぐらいの値段がするものなのか検討もつきません。旅の恥はかき捨て、思い切って入りました。店内は、ティーカップを中心に「買える」値段が並んでいました。
結局、写真の花器を155ユーロで購入。免税手続きもOKでした。
左は、店からプレゼントされたグラス。右は、香水入れ。女性の友達や知り合いへのお土産にピッタリ。
クリスタルの爪ヤスリ。値段も手頃で、ばらまき土産に大量に購入しました。評判も良かったです。
ウイーンのいわゆる目抜き通りは、そんなに広くはない。こじんまりとした中にオペラ座やブランドショップ、ホテル、レストランなどが並んでいる。オーストリアの名陶・アルガルデンの店も発見しました。
ノイシュバンシュタイン城をこの位置から撮影するには、谷を渡る古くて小さな橋に乗らなければならない。多くの観光客が押し寄せるため、橋が崩落しないか、とても心配でした。入城は予約制ですが、旅行会社が事前に予約していたので、私たちはほとんど待つことなく入れました。
モーツアルトの生家です。
プラハの旧市街地にあるからくり時計。からくりを見ようと毎時50分ころから人が集まりだす。
プラハ観光の中心、カレル橋です。橋の両側には聖人の彫像が並んでいます。
3日目は、チェコの首都プラハまで移動して宿泊です。写真は宿泊ホテルのネームプレートと館内の廊下。
台北で飛行機の乗り継ぎ時間を利用して、市内観光に出発。写真は、左から台北の街並みと観光名所となっている有名な(名前は忘れました)高層ビル。小籠包のディナーで注文した台湾ビール。この後、「士林夜市」を散策しましたが、日本と同じく、いや日本以上に蒸し暑い夜でした。
プラハ城の入り口には、衛兵がしっかり警戒しています。
チャイナ航空で関空から出発です。中国機というと、何かしら不安な気持ちになるのは私だけでしょうか・・・?。そして、その不安はすぐに的中したのです。搭乗前に、空港のアナウンスで同行者が名前を呼ばれたのです。「搭乗手続きに何か問題があったのか?」「何かのミスで出国できないのか?」何しろ、名前を呼ばれたのは、ひとりだけです。こんなところで呼び出されるなんて・・・。搭乗待ちをしている大勢の乗客の熱い視線を感じながら、前まで進んで話を聞くと「指定した座席が故障していて座れない。しかも満席で座るところがない」。ここまで、添乗員に通訳してもらったところで、私たちの顔面は蒼白になりました。さらに「誠に申し訳ありませんが・・・」えっ。その先は聞きたくない。「誠に申し訳ありませんが、ファーストクラスに空席があります。そちらでよければご用意しますが・・・」。あっ、そういう事だったのか。ファーストクラス???たぶん死ぬまでそこに乗ることはない。絶対にない。ということで、私の同行者は、ファーストクラスで台北まで行くことになりました。
でも、あの時「私は、ファーストクラスには座りたくない。エコノミーしか絶対に嫌だ」とゴネたら、一体どうなっていたのだろうか。本来同乗者が座るはずの座席には、右上の写真のように張り紙があった。
こちらは、チェコで見かけた男子用有料トイレ。奥の白いボックスは自動販売機になっていて、その商品を見てびっくりしました。
ウイーンで見かけた男子用トイレ。ステンレス製の流し台のような便器で、隣との仕切りがない。
ウイーン美術史美術館は、歴史を感じる荘厳な美術館です。写真撮影がOKなのも嬉しいです。そしてこの美術館には、ラファエロの「草原の聖母子」(下段中央)とフェルメールの「絵画芸術」(下段右)が所蔵されているのです。